2010年12月1日水曜日

もうこんな季節になりました。

NO SAKE, NOLIFE! 八重巻酒店のブログ-ゆく年くる年web

年末の慌ただしさが嘘のように静まり返り、新しい年まで数時間となる大晦日の夜。紅白歌合戦でも見ながら一年間の感謝を込めて、奥さんと晩酌などをしてみてはいかがですか?普段はすれ違いが多く、会話もろくに出来ないときがあるのでは…。一年に一度くらいのんびりとおしゃべりをしながら年を越す。そんな雰囲気にぴったりのお酒があります。夫婦でのゆっくりとした時間にふさわしい贅沢なお酒ともいえるでしょう。杯を重ねるごとに感謝の言葉も浮かんでくるのでは…。どうぞ奥様に「ありがとう」の言葉をプレゼントしてあげてください。一本のお酒が最高のひとときを演出します。
今年の新酒として出荷されるこのお酒は、封を切ってしばらくは、ピリピリとするくらいの辛口ですが、だんだんと口当たりに丸みが出てきてバランスのとれた酒に変化していきます。この変化を楽しめるのもこのゆく年くる年の良いところです。

ゆく年くる年 新酒吟醸
720㎖ 1,407円
1,8ℓ 2,919円


お歳暮の贈り物としても
最適ですよ!


詳しくははこちら

ありがとうございました。

NO SAKE, NOLIFE! 八重巻酒店のブログ-日章ブックスNO SAKE, NOLIFE! 八重巻酒店のブログ-ユース

当店の場所を説明するときには必ず「森田ショッピングセンターの場所はわかりますか?」という質問をしていました。その森田ショッピングセンターが、先月をもって、約40年の歴史に幕を閉じました。決してなくなったわけではなく、新しく「ユース」として生まれ変わるそうです。
子供の頃から、慣れ親しんだ場所が変わってしまうと言うのは本当に寂しいものです。老朽化も進み、立て直しは近いうちにあるだろうとは言われていたのですが、時代の流れとはいえ、いざ実際に変化が始まるとなると、何となく寂しさが募ります。
この文章を書いている日から解体工事が始まっているのですが、駐車場も閉鎖され、夜には本当に静かになってしまいます。
世の中は、刻一刻と変化をし続けています。同じ状況でずっとい続けることなどありえません。外の環境が変わっていくことをあれこれ言うのではなく、変わっていくことが当たり前だと受け入れて、それに合わせて内の環境を変化させていく。たったそれだけのことなんですが、人間てなるだけ変化を避けたい生き物ですからねぇ。
とにかく懐かしさと寂しさに浸るのも程々にし、新生「ユース」を心待ちにしたいと思います。
それでも、建つまでの間はやっぱり寂しいので、みなさん遊びに来てくださいね。

約1000倍

NO SAKE, NOLIFE! 八重巻酒店のブログ-一握り
冬の到来を告げるアラレも降りました。
蔵の中では最初に仕込まれたお酒が、時期を見て搾られるのを待っているようです。
蔵によってはすでに今年仕込まれたお酒が出荷されているところもあるようです。
熟成の秋のお酒の季節から新酒の季節へとぼちぼちと移行しているようです。
今年は猛暑の影響で、お米が不作であるという情報が流れております。酒蔵にとっても原料米の確保が心配されるところです。
1993年の米不足を想像させるようだと言う方もいるようです。お米自体の出来も、粒が小さかったり割れやすかったりと、お世辞にもあまり言い仕上がりとは言えないようです。
しかしながら、心配することはありません。全部ではありませんが、多くの蔵元は、契約農家よりお米を確保しており、品質の関しては全く問題がないようです。聞けば契約農家さんの田んぼはしっかりとお米が実っているのにそのすぐ隣の田んぼの稲は倒伏してしまっていたりと、手のかけ具合の差なのでしょうか全く出来が違うのだそうです。

ところで、みなさんは「一粒の籾」から、どのくらいのお米が取れるかご存知ですか?一粒の籾は田んぼに植えると、6本から10本の茎に分けつします。しかし田植の時に苗の本数が多いとあまり分けつしません。1本の茎に一房の稲穂ができ、一房の稲穂は100粒から130粒の籾を実らせます。つまり一粒の籾は1000粒のお米になるのです。
なにはともあれ、今年も無事おいしいお酒が入荷してくるようなので、ほっとひと安心ですね。