2011年6月29日水曜日

何で、何で、何で?

近頃、娘がいろいろな質問をしてきます。答えられるような質問ならいいのですが、たまにちょっと難しい質問をして私を困らせることがあります。先日答えに困ったのは、「何でホタルはホタルって言うの?」と言う質問でした。これは「ウッ」と答えに困りましたので、せっかくですし調べることにしました。

「ホタル」という言葉の語源は、「火垂れる」に由来しているという説があります。しかし、他にも説があり、本当のところはよくわかっていないのが実状 です。 ホタル、源氏螢と平家螢の名前の由来には、源平合戦の「源氏」と「平家」からの由来であるとも言われています。 かつて平安京があった京都の宇治市には、このような言い伝えがあります。ここのホタルは、源頼政の霊であるというものです。平家との戦いに破れ、志半ばに して宇治平等院にて討ち死にした源頼政の魂が、成仏できずに現世にホタルとなってさまよっているのかも知れません。 歴史的背景から庶民の間で、体が大きい方を「源氏」、相対する方を「平家」と通称で呼んでいたものが広く定着していったものと考えられます。(「ホタルのために、知識と感性と意識を」より)

「火垂る」と言えば、毎年のようにお盆の頃に金曜ロードショーで放送される野坂昭如作の「火垂るの墓」を思い出します。かわいそう過ぎてまともに見ることが出来ないという方も多いと思います。何を隠そう私もそのうちの一人です。はじまって十分後には、結末を思い出してしまい、「節子〜!」と涙を流してしまうほどです。
話は脱線してしまいましたが、ホタルの特徴である光をもとにして光を火にたとえ、「火垂る」→「ホタル」になったと、もう少し噛み砕いて娘に説明したいと思います。わかってくれるかなぁ。

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