2009年7月9日木曜日

とかくこの頃は・・・

雷
梅雨に入りました。いつも通り、梅雨に入ったとたん快晴が続きましたが、いきなりのゲリラ豪雨もやってきました。瞬間の降水量は、福井豪雨の時を超えるほどだったとか・・・。
その時私は、配達を行っていたのですが、それはもうすごい雨でした。バケツをひっくり返したとはまさにあのことで、ちょっと外に出ただけでずぶ濡れになることは避けられない状態でした。
通りかかった道は、ちょっとした小川になっており、道の脇のおそらく排水溝の穴であろう場所から、人の背丈ほどの高さまで、水が噴水のように噴き上げていました。それはそれはすさまじい光景でした。
このように短時間に局所的な豪雨をもたらす「ゲリラ豪雨」は、なぜ発生するのでしょうか? その原因は積乱雲(入道雲)だそうです。地表付近の空気が暖かくかつ湿った状態で、上層に冷たく乾いた空気が流れ込むと大気の状態が不安定になります。この不安定を解消しようと上下の空気が混じり合う結果、積乱雲が発生しやすくなり、局地的な激しい雨を降らせるのだそうです。
また、夏の季節に勢力を強める太平洋高気圧の縁や、夏の風物詩=台風の周辺などでは、大量の水蒸気が流入することで大気が不安定化→積乱雲が発生し、集中豪雨をもたらすこともあり。ちなみに、落雷(雲と地上との間の雷)も発達した積乱雲に伴って発生します。「ゲリラ豪雨」が夏に集中し、「ゲリラ雷雨」に変身するケースが多いのも納得ですねぇ。
太陽がギラギラ輝いていたと思っていたのに、空があっという間に曇り、ピカッ、ゴロゴロ! 「ゲリラ豪雨」は、「ゲリラ雷雨」に変身することもしばしばだそうですよ。
みなさん、今年の夏も「ゲリラ豪雨」にご用心!

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