何年か前から、デジタル放送が騒がれ、デジタルハイビジョンと言われる超高画質の番組などが放送されるようになってきました。折しも、北京オリンピック直前ということもあり、家電量販店のハイビジョンコーナーには、たくさんの人が集まっているようです。そういった超高画質の番組を録画するのもやはり高性能のものでなければならないようで、家電業界の中ではいろいろな争いがあったようです。中でも気になったのが、ブルーレイディスクとHD DVDという記録媒体の争いです。ちなみにそれぞれを調べてみると、「ブルーレイディスクとは、ソニー、松下電器産業など九社が共同策定した、書き換え可能な大容量相変化光ディスク。現行のDVDを超える容量を実現するいわゆる「次世代DVD」の規格の一つ。」となっており、一方「HD DVDとは、東芝とNECが共同提案した、DVDの後継となる大容量光ディスクの規格。現行のDVD規格との高い互換性生産コストが低いことが特徴である。」となっています。どちらの規格となるかという争いは、ハリウッドの映画会社を巻き込み、激化しました。ハリウッドの参入というのが大きく影響し、記録容量の大きなブルーレイディスクが優勢となりました。東芝は、記者会見を行い「HD DVD事業を終息する」と正式に発表し、次世代DVDの規格争いはブルーレイディスクへの完全一本化が確定し事実上終止符が打たれました。
そういえば、私が小学校の頃、同じような規格争いがされていたのを思い出しました。ビデオテープのβとVHSです。このときは、品質的には優れていたにもかかわらず、ソニーの企画したβは負けてしまいました。
今回のブルーレイでディスクの規格競争は、何か因縁の対決のように思われていた人たちも多かったのではないでしょうか。ちょっと意味合いは違いますが、「江戸の敵は長崎で討つ」、ならぬ、「βの敵はブルーレイディスクで討つ」といったところでしょうか。
2008年7月9日水曜日
2008年5月4日日曜日
2008年5月3日土曜日
2008年4月29日火曜日
たかが盆栽、されど盆栽
当店の店頭や店内には、小品盆栽といわれる小さな盆栽がいくつかおいてあります。ちょうど一年ほど前から始めたのですが、ようやく草木との楽しみ方がわかり始めた気がします。この一年間は、水やりをしたり、買ってきた素材を鉢に植え替えをしたりといったことしかやっていないのですが、一年を通して、小さな盆栽たちにもいろいろな表情があるのだということがわかりました。鮮やかな新緑をむかえ、緑が濃くなりやがて紅葉し、葉が散って枝振りを楽しむようになる。そして気がつけば枝の先に新芽が出てきて、きれいな花までも咲かせるものもある。一年を通して、これほどまでに植物が表情を変えるなんて思っても見ませんでした。新芽の出てくるこの季節になって特にそのことを思うようになりました。葉っぱ一枚すらなく枝だけだった小さな木達から気づけば鮮やかな緑色の芽が出ていてはっとさせられるとともに、なんだか生命の力強さをまじまじと見せつけられます。新芽が出てくる様子も嬉しいのですが、特に花を咲かせるようなものは、ご褒美をもらったような気持ちになりとても嬉しくなるものです。このときばかりは毎日水をやり続けてきて良かったなという想いが、ジワッと溢れてきます。
盆栽を通して、なんだかいろいろなことを教わります。季節の変化を楽しめる心のゆとり。将来像を思い描いてそこに向かって日々コツコツと進み続けていくことの大切さと難しさ。この一年だけでもこれだけのことを感じることができました。
まさに、たかが盆栽、されど盆栽です。
盆栽を通して、なんだかいろいろなことを教わります。季節の変化を楽しめる心のゆとり。将来像を思い描いてそこに向かって日々コツコツと進み続けていくことの大切さと難しさ。この一年だけでもこれだけのことを感じることができました。
まさに、たかが盆栽、されど盆栽です。
酒造りは米作り
いよいよゴールデンウィークです。この辺り(福井県福井市)では田植えをする光景がそこかしこで見受けられるようになります。きれいにならされた水田に整然と苗が並ぶ光景は、初夏の到来を思い起こさせ、すがすがしい気持ちになります。
皆さんの身近にある「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」などの飯米の田植えの時期というのはゴールデンウィークあたりですが、酒造りに使用する酒米は晩稲で、五月下旬頃が田植えの時期となります。
そう言えば、一〇年ほど前に、黒龍酒造さんに誘われ、兵庫県の山間にある東条町というところに、田植えの体験に行ったことがあります。東条町というところは、酒米の一つであるである「山田錦」の産地(特A地区)で、全国的にも有名な産地とされているところです。ちなみに、「山田錦」と同じくよく使われている「五百万石」という酒米の代表的な産地の一つに福井県の奥越地方が指定されています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、福井は全国的にも有名な酒米の産地なのです。米どころ水どころである福井は、全国でも指折りの酒どころで、関東地方などでは福井の銘柄はだいたいどの蔵も一目置かれているんですよ。
酒造りは米作りから。
今年もよい米が獲れますようにと、秋の収穫、そして酒の仕込みへと期待がふくらみます。
皆さんの身近にある「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」などの飯米の田植えの時期というのはゴールデンウィークあたりですが、酒造りに使用する酒米は晩稲で、五月下旬頃が田植えの時期となります。
そう言えば、一〇年ほど前に、黒龍酒造さんに誘われ、兵庫県の山間にある東条町というところに、田植えの体験に行ったことがあります。東条町というところは、酒米の一つであるである「山田錦」の産地(特A地区)で、全国的にも有名な産地とされているところです。ちなみに、「山田錦」と同じくよく使われている「五百万石」という酒米の代表的な産地の一つに福井県の奥越地方が指定されています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、福井は全国的にも有名な酒米の産地なのです。米どころ水どころである福井は、全国でも指折りの酒どころで、関東地方などでは福井の銘柄はだいたいどの蔵も一目置かれているんですよ。
酒造りは米作りから。
今年もよい米が獲れますようにと、秋の収穫、そして酒の仕込みへと期待がふくらみます。
2008年4月23日水曜日
新緑の季節
2008年2月19日火曜日
『地酒人気銘柄ランキング』で「黒龍 しずく」が1位になりました。
本日、黒龍酒造からこんな情報が入ってきましたので報告します。
「日本酒関連のイベント・出版を行う株式会社フルネットが、2月10日に発行した『地酒人気銘柄ランキング』において、大吟醸部門第1位となった「黒龍 しずく」を始め、12種の弊社商品がランキング入りを致しました。
ランキングは地酒をメインに取扱う全国の名酒居酒屋100店(フルネット選)からの人気投票で、最前線の地酒のプロが選ぶ人気銘柄とも表現でき、1993年の初出版以来、今回は通算9回目の発行となります。「黒龍 しずく」は、前回に引き続いての連続1位となりました。」
全国の人たちに、地元のお酒が求められているというのはとても誇らしいものです。
おめでとう!!黒龍酒造さん!
「日本酒関連のイベント・出版を行う株式会社フルネットが、2月10日に発行した『地酒人気銘柄ランキング』において、大吟醸部門第1位となった「黒龍 しずく」を始め、12種の弊社商品がランキング入りを致しました。
ランキングは地酒をメインに取扱う全国の名酒居酒屋100店(フルネット選)からの人気投票で、最前線の地酒のプロが選ぶ人気銘柄とも表現でき、1993年の初出版以来、今回は通算9回目の発行となります。「黒龍 しずく」は、前回に引き続いての連続1位となりました。」
全国の人たちに、地元のお酒が求められているというのはとても誇らしいものです。
おめでとう!!黒龍酒造さん!
登録:
投稿 (Atom)