2011年3月7日月曜日

年々歳々

年々歳々 花相似たり
歳々年々 人同じからず

劉希夷(りゅうきい)

「毎年毎年花は同じように咲くが、人の世は年とともに変わり、生まれる者があれば死ぬ者があって、同じ顔ぶれは続かない。自然は変わらなくても、世間は変化すること、人の世のはかなさをいう。」
「若おやじのひとりごと」でも書きましたが、春は出会いと別れの季節です。
冒頭の漢詩のように時の流れとともに、身の回りのものは、顔ぶれだけでなくすべてのものが変化していきます。変化していくのはまわりだけでなく、自分自身も変化していきます。環境がかわればその環境に自然と対応していくんでしょうね。それだけでなく年もとりますし、おなかまわりも・・・。(外見だけはあまり変わってほしくないですよね)
子供たちも日に日に成長し、日々我々を驚かせてくれます。ふとした拍子に、パソコンの中にある子供たちの写真が出てきました。四年前に下の子が生まれたときの二人の写真です。あどけない様子がとても懐かしく、何となく寂しくもなりました。そんな写真を見つめ、家族に対しても、仕事に対しても、何事にも二度と戻ってこないその瞬間を、大切にしなければならないと改めて感じました。

2011年3月2日水曜日

会うは別れの始め

いよいよ春がやってきます。春といえば、出会いと別れの季節。いろいろな節目を迎えて、住み慣れた土地を離れなければいけない人、その先には新転地での出会いが待っています。会うは別れの始めといいますが、出会いと分かれは表裏一体。世の常ですね。
私にとって出会いや別れといえば、お客様や、子供たちのパパやママ友たちとの別れです。パパ友ママ友に関していえば、地元の森田の人たちは子供たちが中学校卒業までのお付合いになるのですが、ほかの地区の方たちとはお別れになります。
子供たちを縁としてのつながりとはいえ、本当に楽しいつながりでした。
みんなで子供たちの運動会での余興の練習をしたり、バーベキューをしたり、飲みに行ったりと、学生のときの部活のような、家族ぐるみでいろいろなことが出来る、本当にすばらしいつながりでした。
うちの下の子は来年は年長さんなので、もう一年そのつながりはあるのですが、今の年長さんの家族(森田以外の地区の方)とはお別れになります。
私事ですが、年長さんのご家族のみなさん、いろいろとどうもありがとうございました。
転勤で、森田から引っ越されるお客様、離れてもうちの新聞送りますね。
寂しいですが、皆さんとの思い出を胸に、これからの新しい出会いを迎えたいと思います。

体もよろこぶ日本酒

日本酒のカロリーは高いと思われがちですが、実は日本酒には私たちの健康に関するおもしろい効果があるとされています。
例えば、コレステロールの話をしてみますと、コレステロールの中には善玉と悪玉に2種類があるとされています。
善玉には組織や血管に溜まってしまったコレステロールを肝臓へと逆輸送することによって代謝処理してくれる効果があり、この効果を増大させるのが実は適量の飲酒なんです。
さて、日本酒の中にはというと、悪玉よりも善玉の方が多く含まれています。
善玉と悪玉について、総カロリー数が高くても悪玉よりも善玉の方が多ければ動脈硬化が進みにくくなるとされているため、日本酒の適量な摂取は我々の健康にとって、むしろいいものだと言えることができるかもしれません。
また、日本酒には制ガン効果もあると言われています。
疫学的研究によって証明されているように、日本酒にはガンの発生を軽減する効果があるのです。
その他にも人のガン細胞の上に日本酒の濃縮液を添加するという実験を行ったところ、ガン細胞の増殖が抑制されたという結果も出ています。
さらに日本酒には100種類以上もの微量成分があり、その中のいくつかがガン細胞の増殖を抑制する効果を生むとされています。
以上のようなことから、日本酒は高カロリーであるから肥満に繋がるということはできないのです。
日本酒そのものが肥満の原因になるのではなく、むしろ一緒に食べる食べ物で摂取されるカロリーに原因があるのです。
そのため、肥満を気にする人は日本酒を飲まないようにするというよりは、普段の食生活を見直してみるかお酒と一緒に食べている食べ物を見直してみるといいでしょう。

また、最近八百長疑惑で話題になっていますが、日本酒を多く飲むお相撲さんは肌が綺麗だとも言われています。この理由としては、日本酒は他のお酒と比べて、飲むとより長時間体温を2度ほど高く保つことができるため、皮膚の表面の血液循環がよくなるため日本酒を飲んでいるお相撲さんはお肌がつるつるで綺麗だと言われるのかもしれませんね。

でも、いくら体にいいからといって、飲み過ぎは禁物ですよ。